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Harry Potter Cafe

Welcome to Harry Potter Cafe
ハリー・ポッターシリーズの各作品について自由に語り合うCafeです♪
                    by百味ビーンズ

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原書7巻/死の秘宝 第9章

2007/08/25(Sat)01:56

原書7巻「Harry Potter and the Deathly Hallows」(ハリー・ポッターと死の秘宝)第9章までの感想スレッド。
7巻第9章までについてコメント可です。

※百味ビーンズの感想に含まれるタイトル和訳及び内容の解釈は百味ビーンズ独自のものですので、間違っている可能性もあります。ご了承ください。

■第9章 A Place to Hide(隠れ場所)
いきなり緊迫の場面。キングズリーのショッキングな知らせに守護霊のいた場所をぼーっとみつめ水をうったような一瞬の沈黙の後、叫び声が上がり会場はパニック状態に。咄嗟に杖を取り出し立ち上がったハリーとハーマイオニーは、あらゆる方向に疾走したり姿くらまししたり逃げ惑う人々にもみくちゃになりながらダンスフロアを進みます。姿くらましができるってことは隠れ穴の守りの魔法が破られてしまった証拠!デスイーター達が現れます!
ロンを探して泣きながら名前を呼び続けるハーマイオニーの姿に本当に胸が痛んで、なんでこんな時に限って側にいないのロン!どこなの~?!早くハーちゃんの所に戻ってあげて!と思いながら夢中で読みました。
守りの魔法か呪いの魔法かも分からない光線が頭上を飛び交う中で、2人が離れ離れになってないことを確かめるためハリーがハーちゃんの手を握ったその時、ロンが目の前に現れもう片方のハーちゃんの手をつかみます!その瞬間ハーちゃんが3人一緒に姿くらまし。このロンが現れたという一文を読んだところであんまり嬉しくてほっとしてもう涙目。この章始まってまだ1ページ目なのにどっと疲れた(;´д`)
着いた所はトッテンハムコートロードという酔っ払いがいっぱいの通り。なんでまたこんな所って感じですが、マグル世界の方が安全だろうと思ったハーちゃんが咄嗟に思い浮かべた場所みたい。でもなぜここ(笑)
ハリーとロンはドレスローブを着たままなのでじろじろ見られ、着替えもないし、なぜ透明マント持って来なかったんだと嘆いていると、ハーちゃんは、大丈夫よと小さなビーズのバッグから2人の着替えと透明マントを取り出します。不可視拡張呪文とでも呼ぶべきか、ハーちゃんはこの小さなバッグに魔法をかけて中を広げ必要なものは全部詰め込んできてたのです。いつこんな事態になってもいいように何日もかけて準備してたんですね。相変わらずなんと頼りになるしっかりものなんでしょうか、素晴らしいハーちゃん!
式にいた皆はどうしただろうと言うハリーに「今はその心配はしてられないわ。狙われてるのはあなただから戻ったらもっと皆を危険にさらしてしまうわ。」「騎士団がいるから大丈夫だよ。」と励ます2人。でもハリーはジニーの事を思うと恐怖が膨らみます。
小さくみずぼらしいけれど空いていた終夜営業のカフェに入り、ハリーは透明マントで隠れているので2人分のカプチーノを注文。「洩れ鍋は近くだよ。泊まれないのは分かってるけど行けば状況が分かるんじゃない。」というロンにハーちゃんが「もう状況は分かってるでしょ。ヴォルデモートが魔法省をのっとったのよ。他に何を知る必要があるの。」と言っていると、たくましい労働者風の男達が2人店に入ってきて隣の席に座ったのでささやき声になり、「どこか姿くらましできる静かな場所をみつけて田舎に行かなきゃ。そして騎士団にメッセージを送らなきゃ。」等と話あう2人。
ハーちゃんは貯金してきたお金を全部持ってきたそうで、店を出ようとバッグの中からマグルのお金を探していると、男達が突如杖を取り出し気付いたハリーも杖を構える、男達はデスイーターだったのです!事態に気付いたロンは咄嗟にハーマイオニーを押しやって攻撃から守ります。まずハーちゃんを守るロンかっこいい~!!
デスイーターの呪文が壁を粉々に。まさにロンの頭があった場所、危機一髪!ハリーは透明マントの中から麻痺呪文で一人を倒すけど、もう1人が杖から放った黒く輝くロープがロンの全身を縛りあげ、ハリーが放った麻痺呪文は男を反れて反射し、叫びながら逃げようとしたウェイトレスに当たり、男が放った爆発の威力でハリーは壁に叩きつけられ杖を失いマントも落ち、絶体絶命!
でもハーちゃんが必死にペトリフィカストタラス!と唱えデスイーターを倒します。危なかった・・・。イスの下から這い出し、髪の毛のガラス片を振り払ったハーちゃんは全身震えてます。「気付くべきだった。ダンブルドアが殺された時いた男だ。」「古い手配写真で見たことがある」と話してる2人に、「彼らが誰かなんてどうでもいいわ。どうしてみつかったの?私達どうしたらいいの?」と取り乱すハーちゃん。彼女のパニックのせいで頭がはっきりして「ドアの鍵を閉めろ。ロン明かりを消すんだ。」とテキパキ指示するハリー。明かりを消したロンが「こいつらを殺すのか?」と聞くのでハーちゃんは震えて後ずさり。
「記憶を消すんだ。殺したら僕らがここにいたことが分かってしまう。」とハリー。なるほどこんな時にも冷静です。ハーちゃんが記憶を消してる間に店の中を何も起こらなかったように元通りにして立ち去ります。
それにしてもなぜみつかったのか。もう17歳になったのにまだハリーの周りで呪文を使うと察知されるのか。だとしたらどこに行ってもデスイーターに取り囲まれちゃうだろうし、守りの魔法が効かなくても入ってこれるデスイーターはスネイプだけのはずなので他に隠れ場所も思いつかずハリーの提案でグリモールドプレイスへ移動。
どんな魔法が仕掛けられてるのか恐る恐る中へ進むと「セブルス・スネイプか?」とマッドアイの声が!違うと言おうとするけど3人とも舌が貼り付いて話せなくなります。
更に進むとカーペットから恐ろしい姿の人影が立ち上がり、ハーちゃんが叫んだのでシリウス母のカーテンも開いて大絶叫。恐ろしい人影はすべり寄りハリーに向って手をあげるので「違う!あなたを殺したのはぼく達じゃない!」とハリーが叫ぶと、Killという言葉と同時に人影は爆発!咳き込んで涙目のハリーが見まわすとハーちゃんは頭をかかえしゃがみこみ、ロンは全身震えながら「だ、大丈夫だ。き、消えたよ。」と不器用に彼女の肩をたたいてます。「あ、あれは・・・」涙声のハーちゃんを助け起こすロン。「ああ、でもあれは本当の彼じゃない。スネイプを恐れされるためのものだ。」とハリー。
土気色で肉が落ち、くぼんだ顔の恐ろしい人影は、まるで操られた死人か幽霊みたいで一体何かと思いましたが、ダンブルドアだったのです(゜ロ゜;)もちろんニセモノだけど、マッドアイのスネイプ避けの仕掛けってばすごい・・・。
それでもハリーは、これは効果があったのだろうか、スネイプは本物のダンブルドアを殺した時のようにたやすく既にあの人影も打ち倒してしまってないだろうかと心配してます。
「これ以上進む前にチェックした方がいいわ」とハーちゃんが呪文を唱えますが、何も起こらないのでロンが「君は大きなショックを受けたばかりだから。どうなるはずだったの?」と優しく言いますが、「ちゃんと効いたわ。人の存在を暴く呪文よ。私達の他誰もいないわ。」とやや不機嫌になるハーちゃん。こんな優しい言葉をかけられるようになったロンは素敵だし、怯えきってたのに魔法のスキルを疑われると俄然いつもの調子を取り戻すハーちゃんがらしくてちょっとここ好きですw
3人は部屋の中へ、ロンが窓から覗いても誰もいないからハリーの魔法が察知されてる訳じゃなさそうです。じゃなぜさっきみつかったのか・・・。
ハリーのキズが急に痛みヴォルデモートの怒りを感じます。ハリーは痛みで苦しんでるのに、やつはどこだ誰かに呪いをかけてるのかと必死で聞くロン。閉心術を使わなきゃとたしなめるハーちゃん。
ハーちゃんが悲鳴をあげたのでハリーは杖を構えるけどあらわれたのは守護霊、アーサーの声で「家族は無事だ、返事はするな、我々は見張られてる。」とだけ言って消えます。ロンはすすり泣きともうめき声ともつかぬ音を出してソファに沈みこみ、ハーちゃんも彼の腕を握って一緒に座り「みんな無事だわ、無事なんだわ」と囁き、ロンはすこし笑って彼女を抱きしめます。ハーちゃんの肩越しにロンが「ハリー、僕・・・」と言いかけたのは痛みに苦しんでたハリーに構わず聞き出そうとしたことを謝ろうとしたのかしら。「いいんだ、君の家族だもの、心配して当然さ。僕も同じだよ。」と答えるハリーもジニーが無事なことにどれだけほっとしたことか。本当は2人みたいにジニーを抱きしめてあげたい思いでしょうね;
「私1人になりたくない。今夜は持ってきた寝袋でここに一緒に寝ていい?」というハーちゃんにロンが同意するのを聞きながら、痛みに耐えかねてハリーはバスルームへ。
「ハリー・ポッターがまたも逃げたと言うためにオレ様を呼んだのか!ナギニに食わせてやろうか?」と怒るヴォルデモートにハリーを捕らえ損ねたデスイーター達が罰っせられてるようです。しかもドラコがやらされてるみたいなんですけど(゜ー゜;)歯ブラシ使う?とやってきたハーちゃんに何もなかったように取り繕うハリー。記憶を消してカフェを元通りにしてきたけどハリーがあそこにいたことはやっぱりバレてるようですね。
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