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Harry Potter Cafe

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ハリー・ポッターシリーズの各作品について自由に語り合うCafeです♪
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原書7巻/死の秘宝 登場人物のその後他

2007/11/16(Fri)15:51

<登場人物やエピソードについての著者コメントや7巻のその後について>
インタビュー読み進んでいく中でまた情報をみつけたら随時追加していきたいと思います。
※あくまで私の解釈ですから正しいとは限りません。
キャラやエピソード以外にも色々語られてるので、多少英語分かる方は是非最後にのせてあるネタ元のインタビュー原文等で詳細をお楽しみ下さい。

■ハリー・ポッター
エピローグにあるように、ジニーと結婚して3人の子供をもうける。
ハリーとロンは魔法省の闇祓い部に勤め、改革をもらたす。現在はエキスパート。彼らの年齢や他に何をしたかは重要ではない。彼らは新しい世界を作りました。
そしてハリーは19年後までに、改革された部を統率していると思います。とても適した場所です。

■ロン・ウィーズリー
エピローグにあるように、ハーマイオニーと結婚して2人の子供をもうける。
ハリーとロンは魔法省の闇祓い部に勤め、改革をもらたす。現在はエキスパート。彼らの年齢や他に何をしたかは重要ではない。彼らは新しい世界を作りました。

■ハーマイオニー・グレンジャー
エピローグにあるように、ロンと結婚して2人の子供をもうける。
彼女は魔法法執行部のかなり高い地位にいると思います。彼女の知力と闇の魔術がどのように働くかという知識がその下地になっていると思います。彼らは新しい世界を作りました。

■ネビルはホグワーツの先生に。

■アーサー・ウィーズリー
当初の計画では5巻で死ぬはずだったが、彼を殺すのだけは耐えられなかったので、7巻で代わりに別の父親が、2人の人物が死ぬ事になった。
(ルーピンとトンクスの事ですね。)
理由の一部は本の中に良い父親のキャラクターが極めて少なかった事。アーサーはシリーズの中で唯一の非常に良い父親だった。
(そうですよね、ハリーの両親も名付け親もダンブルドアまでも亡くなってしまいますもんね。これ以上ハリーにとって良い父親的キャラがいなくなっちゃうのは辛かったのでしょう。)

■セブルス・スネイプ
彼は英雄でしょうか?ある意味そうですが、明確に良い人物だとは言えません。彼は複雑な人物です。
彼は辛らつで、意地悪で、弱い者いじめで、この本の終わりでさえ、これらすべては、彼にとってまだ真実です。
しかし、彼は勇敢だったかと言えば、はい、非常に勇敢でした。愛する事ができたか、はい、非常に確かに。彼は私達の多くと同じように非常に傷のある人間でした。
エピローグでわかるように、ハリーは彼を許し、最終的には本当に彼に価値を認めます。私は償いと許しがあって欲しかったのです。
ハリーは彼が最後まで不当に自分を嫌っていた事を知ってもなお彼を許したのです。とにかくそれほど彼を嫌ったのは全くもって不公平でしたが。
スネイプがリリーを愛していなかったらそれでもハリーを守っただろうかとの問いには、いいえ、確かにそうしなかったでしょう。彼はこの少年に起こった事にあまり関心がなかったでしょう。

■テディ・ルーピン
ルーピンとトンクスの死により、息子テディがハリーのように孤児となってしまった事について、ヴォルデモートのしている事の絶対的悪を示すために、ハリーに起こった事を投影させたかった。
孤児を残し子供の元を去れば、彼らはほったらかされ守られる事もなく生きていかねばならないという事実を。そういう訳で2人を殺しました。彼らをとても愛していたので、とても嫌でしたが。
彼の存在がエピローグを書きたかった大きな理由の1つ。彼は明らかに大丈夫です。ハリーと継続的な関係があり、彼はとても幸せに違いありません。
エピローグで彼がキスしているのはビルとフラーの長女なので、彼はとても美人のガールフレンドをゲットしました。
彼が孤児になってしまったので、彼が大丈夫である事、世界はよりよい場所になり彼が幸せである事を示したかったのです。そして私は泣きました。
明らかに彼は私にとって非常に重要です。私が彼の両親を殺してしまったので、私は本当に彼に大丈夫でいて欲しかったのです。

■ヴィクトール
ビルとフラーの長女で、テディのガールフレンドに。

■アルバス・ダンブルドア
彼は自分の弱点について17歳の時に気付きました。彼の弱点と誘惑は力であると。力について自分は本当に信頼できないと気付き、ホグワーツに残りました。
彼のその決断を見届ける事は私にとって重要で、私の考えるハリーはそれによって彼をより賞賛します。

■フレッド・ウィーズリー
多くの人は(双子の内1人が死ぬとしたら)ジョージだと考えていたようですが、私にはフレッドだとわかっていました。彼は常に首謀者で先導者だったから。
彼はジョージよりわずかに強気で、ジョージはわずかにより穏やかです。彼は2人の中でいつもより面白かったけれど、より容赦なかった。
ファンはジョージの方が少し弱いと感じて彼の方が死ぬのではと考えたのかもしれませんね。でもフレッドを死なせるのはとても辛かった。

■ヴォルデモート/トム・リドル
なぜ残酷さと非情さを描く事が重要なのか問われ、なぜなのかは自分でも分からないけど、それが書きたい事の多くだった。
それは選択という事です。ヴォルデモートの中に見出せると思います。我々は彼を精神異常者と呼ぶでしょう。ですがあらゆる意味でその通りで、彼は償いを越えている。
私は私の世界を自由にできる魔法を持っているので、これがハリー・ポッターなのであり、
彼は体内に希望と愛のしずく(ハリーの血)があるので、本の最後で償いのチャンスを与えられている。
彼が後悔する勇気を持っていれば無事だった事を意味している。ですがもちろん彼はそうしない。それが彼の選択。
だが彼の周囲の人間はもっと興味深い。悪、保護、力、サディズムに引きつけられたが、マルフォイのようにこの世界で選択をした人々。
なぜ人々がそういった選択をするのか確かめる事は常に価値があると思います。

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■トリオの誰かを殺す事を考えたか
確かに。多くの読者がハリーが本当に死んでしまう可能性があると考えた事はとても誇りに思います。
誰もがその可能性があると本当に感じてくれる事こそが、私の狙いでした。
(本気で心配させてくれた事が物語を面白くしてくれました。最後まで信じてたけど、確かに私もその術中にハマりましたw)

■34章について
最も書くのが難しく涙した章だった。ハリーが再び森に出発する。本の中で最も好きな所で、書き終えると感情が爆発して泣いてしまいました。
彼を生かそうとしていたと信じていたダンブルドアに死へと送り込まれるのだという彼の落胆と恐怖を共に味わいました。

■登場人物の死について
本の中で止めればよかったと思う事、主に死はありますかと問われ、いいえ、死は全て非常に考慮されている。私は架空のキャラクターであっても安易に死なせたりしません!と言っています。
(登場人物の死は全て悲しく辛かったけれど、邪悪なものとの本当の戦いで犠牲者が出ない訳ないんだし、誰も理由もなく安易に死なせたりはしていないんですね。)
最も死なせたのが辛かったのは、多分ダンブルドア。シリウスも辛かった。
子供達の愛するキャラクターを死なせるのは気が咎めないかと問われ、Noと答えるのは恐ろしく非情に聞こえるけれど、執筆している時は何を書いているのかについてだけ考えなければならないという事実。ハグリッドを殺すつもりだったけれど、皆は彼を愛しているわなんて考え込むべきではないのです。

■主人公達の将来について本の中で触れなかった理由
実を言うと、エピローグの草案はより詳しいものでしたが、文書として効果的でなかったのでそうしませんでした。
でもあなた達が必要とするなら、私にはもちろんあなた方のための情報があります。
(あらゆる人物や背景を細かく設定しているローリングさん。私はどんな些細な事も知りたいけど、全てを書く事が小説の善し悪しの点ではいいとは限らないというのが納得訳できました。)

■19年後のホグワーツの校長は?
(7巻の直後)マクゴナガル先生は確かにしばらくやっていましたが、19年後は全く新しい誰か。百科事典が完成すれば詳細を伝えると約束します。
(誰なんでしょう。今の所ホグワーツの先生になってる事が分かってるのはネビルだけだけど全く新しい誰かと言ってますもんね。百科事典が楽しみですね~!)

■どんな地位であれその後トリオはホグワーツに戻るのか?
ハリーが闇の魔術に対する防衛術で変わった話をするために戻っているのを想像できます。
(職業は闇祓いなので、教師としてではなく臨時講師みたいな感じでって事でしょうかね。ハリーの授業聞いてみたいw)
そしてもちろんヴォルデモートが死んだので、(闇の魔術に対する防衛術の教師が1年以上続かないという)ジンクスは壊れています。
以来彼らは闇の魔術に対する防衛術の良い教師をもつ事ができたので、魔法界のその面の教育は与えられている。

■7巻の最後は「scar(キズ)」で終る予定だった事について
ずっと長い事、最後の1行は「Only those whom he loved could see the lightning scar.(彼の愛した人々だけが稲妻型のキズを見る事ができた。)」だった。
プラットホームにいるので混雑して、見る事ができたのは本当に近くにいた彼を愛した人々だけ。キズが残っているのかについて少し曖昧でした。
実際にそこを書いた時、ハリーが手に入れたものをもっと具体的に書きたかったので変えました。
キズはまだありますが、それは今やただの傷跡。終ったと言いたかったのです。そしていくぶんかは、ヴォルデモートはもう復活しないと伝えるためでした。
パート2は無いのです。ハリーは仕事を成し遂げました。だから「All was well.」に変えたのです。ただこれがいいと思ったのです。本当にハリーには幸せになっていて欲しかった。
(私は「All was well.」にとっても感動したので、最後の1行気に入ってます!)

■トリオの子供達について
エピローグで彼らの子供達の事を書いたのは、次世代のシリーズを書こうと考えたからではなく、ただ生命が続いていく事を示したかったから。死のあった場所にも新たな命が生まれ続いていく事を。

ネタ元1 NBC Today Show 2007/07/26
ネタ元2 NBC Today Show 2007/07/26
ネタ元3 NBC Dateline 2007/07/29

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