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Harry Potter Cafe

Welcome to Harry Potter Cafe
ハリー・ポッターシリーズの各作品について自由に語り合うCafeです♪
                    by百味ビーンズ

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2024/05/17(Fri)11:56

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原書7巻/死の秘宝 第8章

2007/08/17(Fri)16:15

原書7巻「Harry Potter and the Deathly Hallows」(ハリー・ポッターと死の秘宝)第8章までの感想スレッド。
7巻第8章までについてコメント可です。

※百味ビーンズの感想に含まれるタイトル和訳及び内容の解釈は百味ビーンズ独自のものですので、間違っている可能性もあります。ご了承ください。

■第8章 The Wedding(結婚式)
ハリーはポリジュース薬で近所に住む赤毛で巻き毛のマグルの男の子に変身して、ウィーズリー家のいとこバーニーとしてビルとフラーの結婚式に出席。
パーシーは結婚式にも来てくれず、おばさんは朝ちょっと泣いてたみたいで可哀想・・・。ヴォルの復活が真実と分かった時点で目を覚ましてもいいのにね。相手の間違いを許すより自分の間違いを認める方が難しいってダンブルドアが言ってたのは特にプライドが高い人には言えてるのかも。
双子はいとこになるヴィーラ達に色めきたってエスコートしようとしてますw
ラブグッド家はご近所らしく、ルーナとパパのゼノフィリウスも招待されてます。ゼノフィリウスはやや寄り目で、綿菓子みたいな肩までの白い髪、帽子のふさ飾りを鼻のところに垂らして、卵の黄身のような黄色のローブを着て、三角形の目のような変わった形の金のペンダントを下げて・・・って見るからに変な人なんですけど~(笑)
ルーナも同じく明るい黄色のローブで髪にはヒマワリを付けてます。変な格好かもしれないけど想像するとらしくて可愛い。ハリーは変身してるのに、ルーナだけは「表情で分かったモン」とかあっさり見抜くので驚いてます。やっぱりルーナって普通の人には無い独特の感受性を持ってる感じで好きだな~。
結婚式にはみんなドレスローブを着ていくよって言ったけどパパが黄色を着ていくのが縁起が良いって言ったとか、庭小人に特別な魔力があると思ってるらしく指を噛まれたのに喜んでたりして、ハリーは彼らの変わった考え方には異を唱えないことにして話合わせてます。それが正解だ、ハリー(笑)
ハーマイオニーもドレスアップして、ふわっとしたライラック色のドレスにハイヒール、髪はつやつや輝いていて、ロンが「君すばらしいよ」と言うと「いつもビックリするんだから」と言いながらも嬉しそうなハーちゃん。このハーちゃんのセリフ、ロンがデスイーターを倒したと聞いて驚いたハーちゃんにロンが言ったのと全く同じセリフなんですけど、単なる決り文句?それとも仲が良いと言う事も似てきちゃうってことなんでしょうかw
皆で談笑していると、なんとヴィクトール・クラムが登場!ハーちゃんをみつけて「君素敵だ」と言ってます。ハーちゃんは「ヴィクトール!」と叫んでびっくりしてビーズのバッグを落っことしてしまい、慌てて拾い赤くなって「知らなかったわ・・・会えて嬉しいわ・・・元気?」とたどたどしく挨拶。面白くないロンは耳を真っ赤にして「なんで来たんだ?」なんてぶっきらぼうに質問。フラーが招待したそうです。クラムに何の恨みも無いハリーは握手するけど、彼はロンから離しておいた方が良さそうだと感じてますw
クイディッチの有名選手のクラムが来たのでヴィーラのいとこ達も大騒ぎ。
皆着席していよいよ式が開始。シンプルなドレスだけれどフラーはとても美しく銀の光を放っていて、光が照らした皆も美しく見せてビルも狼人間になど会ったこともないように見えます。とても美しく素晴らしい結婚式です。感動してハグリッドだけでなくハーマイオニーももらい泣き。
介添えをしているジニーとガブリエルも金のドレスを着てとても素敵です。ジニーにウィンクされたハリーはホグワーツの庭で2人で過ごした時間を思い出し、まるで額にキズなどない誰か他の人から盗んだ時間のようだと感じます。ジニーとの幸せな時間がこんなに遠く手の届かないものに感じられるほどハリーのこれから進まなくてはいけない道は過酷なんですね・・・。
式が終るとロンはクラムを近づけないためにルーナだけが座ってたテーブルに移動。「パパはビルにプレゼントをあげに行ってるの」というルーナに「プレゼントって一生分のガーディルートとか?」なんて聞くのでハーちゃんはロンを睨みつけ蹴りを入れますが、ロンでなくハリーが被害を被って涙目(笑)
ダンスが始まるとルーナはこの曲好き!と言って一人で踊りに行っちゃいます。ロンが「彼女ってすごいよな、常に貴重な存在だよ」とか言ってる間に空いた席にクラムが来ちゃいます。ハーちゃんは嬉しそうにまごつくけど、クラムは今度はお世辞を言わずに顔をしかめて「あの黄色い男は誰だ?」と質問。ロンはケンカ腰で「ぼくらの友達のパパだ」と言って、不意に踊ろうとハーちゃんを誘い、彼女もびっくりするけど嬉しそうに立ち上がり、2人はダンスしに行ってしまいます。ロンのやきもちはいつも分かりやすくて可愛いですね。危機的状況やクラムのおかげで2人は急接近。
クラムは2人に気をとられ「彼ら今付き合ってるのか?」と聞き、ハリーは「まあそんな感じ」と答えてます。お互いはっきりとは言ってないけど、もうどう考えてもそうだもんねw
でもクラムが本当に聞きたかったのはゼノフィリウスの事。ハリーはバーニーになりすましてるので、今日初めてあったからよく知らないと答えます。クラムが言うには、彼が下げてるのはダンブルドアが倒した闇の魔法使いグリンデルバルドの印で、ダンブルドアを恐れイギリスでは力を持たなかったけれどクラムのお祖父さんはじめ多くの人を殺したそうで、ダームストラングの生徒だった時壁に印を刻んでいったのをいつも見てたので絶対確かだと言ってます。ルーナのパパが闇の魔術を支持してるなんて信じがたいし、他の誰もルーン文字みたいな三角形の印に気付いてないようなので困惑するハリー。
フラーのゲストでなければ決闘するところだといきりたち、杖を出して睨みつけるクラム。突然ハリーが「グレゴロヴィッチ!」と叫ぶので飛び上がるクラム。三校対抗試合の時にオリバンダーがクラムの杖を調べてグレゴロヴィッチが作ったものだと言ってたのを思い出したのです!私も確かに読んだことあるのにここにきて初めて思い出して大興奮w
ヴォルデモートはオリバンダーの言う通り他の杖を借りたのにハリーを倒せなかったから、他の優秀な杖職人を追っていたんだ、と考え込むハリー。クラム登場だけでビックリなのに、グリンデルバルドとかグレゴロヴィッチとか、まさか彼からこんな重要情報が出て来ると思わなかったので驚きました。
ジニーを見て「あの子可愛いな」というクラムに、「彼女は嫉妬深くてでっかいやつと付き合ってるんだ。ジャマしないほうがいいだろ。」なんて言ってハリーもしっかりやきもちやいてます。クラムが「可愛い女の子がみんな予約済みなら国際的なクイディッチ選手になって何の意味がある」なんて不平を漏らすのが、ちょっとクラムのイメージにない感じだったので面白かったですw
ハリーはすぐにもロンにグレゴロヴィッチの話をしたかったけど2人はダンスしてるので、ロンとの約束を恨めしく思わないように努めながら、今度はリー・ジョーダンと踊っているジニーを見ています。ハリーにはジニーにちょっかい出すなと牽制しておいて2人は急接近でズルいよね~、仕方ないけど。
ダンブルドアの追悼記事を書いたエルファイアス・ドージをみつけて、ダンブルドアのことが聞きたくてハリーだと明かして話しかけます。でもリータの記事がけしからんと話してるところに、ロンが彼女はまるで悪夢だと言ってたウィーズリー家のミュリエル大叔母さんが割り込んできます。「私は107歳なのよ、座らせて!」というのが口癖で、「フラーは美人だけどフランス人だしね」とかハーマイオニーにも「これがマグル生まれの子?やせっぽちだわ。」とか言ってた、誰にでも非常に失礼でやっかいなおばさんみたいです。だから彼女の発言どこまで信用できるのか分からないけど、リータがお気に入りで彼女のダンブルドア暴露本?を楽しみにしてるらしく、ダンブルドアの妹アリアナはスクイブでマグル生まれの恐ろしい母親ケンドラは娘を家に監禁してたのだ、ホグワーツにもセントマンゴ病院にも行かせてないから病気だったと言うのは嘘なんだと言ってます。ハリーは魔法が使えるという理由でダーズリー家で閉じ込められたり無視されてきたけれど、アリアナは魔法が使えないという理由で同じような目にあい、本当にダンブルドアは妹をそんな運命に取り残したままホグワーツでその才能を発揮していたのだろうかと呆然とします。
さらにミュリエルはハリーのショックもドージの憤りもおかまいなしに「先に死んだのがケンドラでなければ彼女が娘を殺したと言ったところよ。」とか「監禁から逃げ出すためにアリアナがケンドラを殺したんだわ。」とか衝撃発言。
彼女の母親が教科書も書いていた魔法史の権威バチルダ・バグショットと親しかったので、アバーフォースはアリアナが死んだのは全てお前のせいだとダンブルドアを殴ったけど、ダンブルドアは、両手をを縛られてたってアバーフォースなんか倒せるのに反撃もしなかったと2人が話してるのを聞いたし、バチルダはリータにも事情を漏らしたに違いないと言ってます。
ハリーはどう考えて良いのか何を信じたらいいのかわからない・・・、でも家庭にこんな残酷なことが起こっているのにダンブルドアが何の仲裁もしなかったとは信じられない。
更に驚くべきことにバチルダもダンブルドアもゴドリックの谷に住んでいたご近所さんだったと言うのです!同じくゴドリックの谷に住み、同じくそこで愛するものを失ったというのに、一度も話してくれなかったなんて嘘をついてたのと同じだとハリーは感じます。
「もう踊れないわ。ロンはバタービールを探しにいったわ。」と戻ってきたハーマイオニー。「あなた大丈夫?」と聞かれてもどこから話していいやら分からずにいると、突然キングズリーの守護霊が現れ「魔法省は落ちた。スクリムジョールは死んだ。やつらが来る。」と告げるのです!
素敵な結婚式で今日だけは最後の平和な日なのかと思ったのに驚きの情報連発の上に、最後は急展開で呆然としてしまいました・・・。
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