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Harry Potter Cafe

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ハリー・ポッターシリーズの各作品について自由に語り合うCafeです♪
                    by百味ビーンズ

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原書7巻/死の秘宝 第7章

2007/08/15(Wed)16:41

原書7巻「Harry Potter and the Deathly Hallows」(ハリー・ポッターと死の秘宝)第7章までの感想スレッド。
7巻第7章までについてコメント可です。

※百味ビーンズの感想に含まれるタイトル和訳及び内容の解釈は百味ビーンズ独自のものですので、間違っている可能性もあります。ご了承ください。

■第7章 The Will of Albus Dumbledore(アルバス・ダンブルドアの遺言)
ハリーは、探している男はこの街にいるのか、問題の解決に役立つのかと思いながら山道を歩くヴォルデモートの意識に入り込んでいて、ロンに起こされる。グレゴロヴィッチ!と叫んでたらしく、ハリーはヴォルデモートは外国にいてこの男を探してると説明する。クイディッチに関係してる気がするけど誰なのか思い出せない。
そんな名前これまで出て来たっけ?私も思い出せない。ヴォルデモートは何を狙ってるのか・・・。
まだヤツの意識に入ってるの?と聞かれハーマイオニーには黙っててと頼むハリー。
ロンにお祝いを言われ、今日で17歳だ!誕生日だ!と気付いたハリーはまずは呼び寄せ呪文ですぐ側にあるメガネを呼び寄せたりして、解禁となった魔法を楽しんでます。ロンは、ママの目に触れないようにここで開けろと言って「魔女を魅了する12の確実な方法」とかいう本をプレゼントします。普通の本じゃないぞ、これは黄金だぞ!だって。双子から1冊もらったらしく、去年これを知ってればなぁ、どうやってラベンダーと別れて、どうやって付き合ったらいいか分かったのになぁと言うロン。誰と付き合いたかったのかは言いよどんでるけど、ハーちゃんのことだわね(´m`)そっか、これを読んだからハーちゃんに上手いことアプローチしてるんだね。マニュアル通りなんじゃん!(笑)
魔法界では成人になると時計を送るのが習慣のようで、キッチンに行くとモリーおばさんがアーサーと2人からと言って、ロンが17歳になってもらったのとそっくりの針の替わりに星が付いてる金の腕時計をくれてお祝いを言ってくれます。ロンみたいに新品じゃなくて私の兄弟ファビアンのお下がりで、彼が注意深くないから後ろがちょっとへこんでるけど・・・と心配そうに呟くおばさんを抱きしめるハリー。言葉にできない思いをちゃんとわかってくれたようでおばさんは不器用にハリーのほほをなでてくれます。
モリーおばさんて本当に愛情深い人だなぁ。なんか辛いことがあったらおかーさーん!とか言っておばさんの胸に飛び込みたくなっちゃうかもw
ハーマイオニーは新しいスニーコスコープをくれて、あたなは何あげたの?と聞くけどとぼけるロン(笑)
ビルとフラーは魔法のカミソリをくれます。まだヒゲ無いのに(^w^) 双子からは大きな箱一杯のWWWグッズ。フラーの両親はチョコレート。フランスのチョコでしょうか♪
上に戻る途中、ジニーの部屋に招かれ、怪訝な顔になったロンはハーちゃんが首根っこつかまえて連れてってくれたので、ちょっと緊張して部屋に入るハリー。ジニーはハリーを見つめ、深く息をして「お誕生日おめでとう!」と。ありがとうと答えつつも眩しい光を見るようでジニーのことを見れないハリー。「あなたに何をあげたらいいか分からなかった。」何もくれなくていいよというハリーを無視して続けるジニー。「あなたが持っていくのに何が大き過ぎず役にたつのか。」ハリーはちらっとジニーを見たけど彼女は泣いてはなかった。めったに泣いたりしないのも彼女の良さのひとつだった。きっと6人の男兄弟と育ったことが彼女を強くしたんだなと思うハリー。ジニーは近付いて「だから外でヴィーラに会ったり、何をしてても私を思い出してくれるものをあげようと思ったの。デートの機会は少なくなると思うし。私が探してた希望の兆しがあったわ。」と囁くと、今までしたことのないようなキスをした。ハリーはキスを返し、ファイヤウィスキーよりずっと素晴らしい最高の幸せを感じた。彼女だけがこの世界で唯一の確かなものだった。彼女を感じた、片手を彼女の背中に、もう片方の手を甘い香りのする彼女の長い髪に置いて・・・
素敵なラブシーンなのでそのまま描写しちゃいました。ロンは結構がさつというか男の子っぽいので、勉強できてツンケンしてても、時折涙を見せたり繊細さをみせるハーマイオニーに女の子らしさを感じて相性ぴったりなのかもしれないけど、勇気はあるけど繊細さもあわせもってるハリーには、ジニーのような積極性のある凛とした女の子が合ってるのかな~と感じます。
でもバーンとドアが開いてロン達が入って来て2人はパッと離れます。「ああ、ごめんよ。」と辛らつに言うロン。はりつめた空気が流れるけど、「とにかくお誕生日おめでとう」と言うジニー。ハリーは何か言いたいけど背を向けるジニー。今度こそ涙を堪えられなかったんでしょう・・・。耳を真っ赤にしたロンの前では、またねと言ってついて行くしかないハリー。外に出ると、「彼女を振っただろ。何やってるんだ。もてあそんでるのか!」「もてあそんでなんかない!」「終らせた時本当に心を痛めてたんだぞ!」「僕もだ。どうして終らせたか知ってるだろ。僕だってそうしたかったわけじゃない。」と熱くなる2人。
「いちゃいちゃしてただろ。又希望を持ってしまうだろ。」と言うロンに、「彼女はバカじゃない、結婚とかそんな結果にならないのは分かってる。」と言いながら、白いウェディングドレスを着て顔の見えない気に障る誰かの隣にいるジニーを想像してしまい、彼女の将来は自由で何の妨げもなく、ハリーの前にはヴォルデモートしかいないということに打ちのめされて、「もうこんなことは起きない、いいか。」と言いながら雲ひとつ無いのに太陽は消え去ってしまったように感じるハリー。憤慨ときまり悪さ半々で「それなら、ならいい」と答えるロン。ジニーもこの後は2人きりになろうとしないようになります。
ジニーを心配する気持も分かるけどこんな風にロンに言われなくたってハリーには分かってるんだよね、なぜ別れなければならないか。
魔法で飾り付けしてるのをロンが誉めちぎるので、喜ぶけどやや困惑気味のハーちゃん。ハリーはロンがどこから彼女との接し方を学んだか知ってるので笑っちゃってます。そしてついロンとの約束を忘れてジニーに微笑みかけてしまい慌ててごまかしてみたり。
モリーおばさんはビーチボール大のスニッチのバースデーケーキを作ってくれてます。素敵!どんなケーキか見てみたい~。
誕生日に招かれたゲストが続々到着。でもルーピンはなぜかあまり幸せそうじゃありません。ハグリッドは持ち主しか中身を取り出せない首から下げられる毛皮の袋をくれます。チャーリーが言うにはノーバートは女の子だったらしく今ではノーバータと呼ばれてるとか(笑)
アーサーおじさんの守護霊がまもなく魔法省大臣が到着することを告げ、私達はここにいない方がいいとルーピン夫妻は帰ってしまいます。何ででしょう、狼人間に対する魔法省の処遇は更に悪くなってるんでしょうか。
スクリムジョールは、ダンブルドアが遺言で3人に遺した品を持ってきたのでした。
ロンには使う時に自分を思い出してくれるようにと火消しライターを。1巻の冒頭でダンブルドアが使ってたあのライターですよ~!
ハーマイオニーには面白さとためになることを見出すようにと「詩人ビードルの物語」とかいう本を。タイトルはルーン文字で書かれてます。ハーちゃんが古代ルーン文字を学んでたのもちゃんと意味があったんですね!
そしてハリーには努力と技術への報いを思い出せるようにと、ホグワーツでの最初のクイディッチの試合でつかんだスニッチを。更にハリーにはゴドリック・グリフィンドールの剣が遺されたのに、歴史的にも貴重なものだから渡せないだって。ちゃんと遺言に書かれてるのに!
ダンブルドアが亡くなって1ヶ月以上もたつのに今ごろ持ってきたのは何か秘密の暗号やメッセージが隠されていないか勝手に差し押さえて調べてたらしく、なぜダンブルドアは君たちにこれらを遺したんだと聞き出そうとする大臣。
特にスニッチは何かを隠すのに適してるのだと、なぜならハーちゃんによればスニッチは肌の記憶を持っているんですと!さすがクイディッチ系の知識であってもしっかり知ってるハーちゃん。スニッチは製造する職人すらグローブをして直には触れておらず、試合で最初につかまえた人間を記憶していて識別するんだって。つまりこのスニッチはハリーを覚えている訳で、ハリーが触れることで大臣の前で何か隠された秘密が明らかになってしまうのではと緊張して受け取るけれど何も起こりません・・・。
魔法省はダンブルドアの遺品を調べることに必死になって時間をムダにしてたのかと言い争いになり、カっとなった大臣は杖を取り出しハリーのTシャツに黒焦げを作ってしまい、あわや決闘になりそうだったけど心配したロンの両親がやってきて怒った大臣は帰ります。
寝る前にロンの部屋に集まり、なぜこれらが遺されたのか話し合う3人。忍びの地図、シリウスの鏡、RABのロケットをハグリッドがくれた袋にしまいながら考えてたハリーはこのスニッチを掴んだ試合を思い出します。そうあの時は手で掴んだのではなく口でキャッチしたのです!もしかしてと口を触れてみるとスニッチは開かないけれど「I open at the close」と文字が浮かびあがります。一体これどういう意味なのか・・・。
私のもらった本は何かしらと言うハーマイオニーに、冗談だろ誰でも読んだことあるだろ?と驚くロン。どうも魔法界ではおなじみの子供向けの物語のようです。「私とハリーはマグル育ちなのよ。私達は白雪姫と7人の小人とかシンデレラとかを聞いて育ったのよ。」というハーちゃんにロンが「なんだそれ病気?」と答えるので笑っちゃいました。
ダンブルドアはなぜこれらを遺したのか。魔法省が調査することや、グリフィンドールの剣は渡さないことも十分予想できたかもしれないのになぜ直接渡さずにわざわざ遺言で正式に遺したのか、何か理由がありそうですよね~。
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