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Harry Potter Cafe

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ハリー・ポッターシリーズの各作品について自由に語り合うCafeです♪
                    by百味ビーンズ

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原書7巻/死の秘宝 第6章

2007/08/14(Tue)00:43

原書7巻「Harry Potter and the Deathly Hallows」(ハリー・ポッターと死の秘宝)第6章までの感想スレッド。
7巻第6章までについてコメント可です。

※百味ビーンズの感想に含まれるタイトル和訳及び内容の解釈は百味ビーンズ独自のものですので、間違っている可能性もあります。ご了承ください。

■第6章 The Ghoul in Pyjamas(パジャマを着たグールおばけ)
ハリーは誕生日までは魔法を使うと察知されちゃうし、翌日のフラーの結婚式までは隠れ穴に留まることに。
3人がホグワーツに戻らず何をしようとしてるのか執拗に聞き出そうとするモリーおばさんに、ダンブルドアが僕ら3人以外に知らせてはいけないと言ったんだとつっぱねるハリー。その通りなんですけどね、こんな大変な任務を3人だけなんて、私も騎士団ぐらいは協力するのかと思ってました。なぜダンブルドアは3人だけにこの任務を残したのか。もちろん協力者が多い方が成功率は上がるかもしれないけど、何よりホークラックスという恐ろしい闇の魔術をこれ以上多くの人に知らせてはいけないからではないでしょうか。だって賢者の石についても語られたように、不死の命が本当に人間にとって良いものとは思えないけれど、それを追い求めてしまいがちなのが人間。ヴォルデモートほど邪悪な理由でなくとも、やり方を知ってしまえば人を殺してでもと血迷ってしまう不幸な人が出てしまうかもしれない、なんて事まで考えてしまいました。
そして魔法界では成人の17歳とは言えまだ学生の3人に託したのも、ダンブルドアは彼らのスキルよりその心と友情に信頼を寄せてくれたように思いました。
モリーおばさんはそうすれば彼らを留まらせることができると思ってるのか、結婚式の準備を手伝わせて大忙しにさせます(笑)ハリーが「僕達をここに引き止めてる間に誰かがヴォルデモートを殺してくれるとでも思ってるんだろか。」と文句を言うと、「え、じゃあ本当にそんなことしようとしてるの?」とジニーが驚くので冗談だよとごまかすハリー。彼女には心配かけたくないのね。所々で見つめあう2人の気持が切ない・・・。
グリモールドプレイスの秘密の守り人だったダンブルドアが亡くなって、彼がその場所を教えた20人が自動的に秘密の守り人になったようで、もちろんスネイプが場所をばらすことができないように等色々魔法をかけたものの、守りが確かとは言えないので隠れ穴が騎士団の拠点となってます。
アーサーおじさんはトンクスパパからシリウスのバイクを送ってもらってモリーおばさんに隠れて直そうと(実験しようと?)してるみたいですね(笑)
掃除するように言われたロンの部屋でやっと集合した3人。ハーマイオニーは本をより分けてます。未だ遺体が見つからないからマッドアイは生きてるんじゃと言うロンに、死の呪いをまともにうけたと言ってたし、もしそれててもすごい高さから杖も失って落ちてるしと話し合ってる内に、ロンとハリーが「デスイーターが片付けたから見つからないんだ。」「クラウチが骨にされてハグリッドの庭に埋められたみたいに、ムーディも形を変えられて、きっと・・・」なんて言い出したら、ショッキングすぎてハーちゃんが「やめて!」と叫んで泣き出しちゃいます。
「そんなつもりじゃ」とハリーも言いかけるけど、ロンはベットから飛び降りて彼女に腕をまわし、もう片方の手でオーブン掃除に使った汚いハンカチを取り出し、急いで呪文を唱えてだいたい油汚れを吸い取ると、わずかに煙るハンカチを渡しますw
いつの間にこんなことできるようになったのぉ~ロン!(爆)お互いの気持に素直になりだしたらどこまでも分かりやすいロンが可愛い♪
マッドアイの死がショックでしゃくりあげる彼女に、「そうだね、でも彼がここにいたら何て言うと思う?」とロン、涙をぬぐいつつも「油断大敵」と答える彼女。「その通りさ。きっと彼に起こったことから学べって言うはずだ。僕が学んだのはいくじなしでちびのマンダンガスを信用するなってことさ。」ロンの言葉に笑い出すハーちゃん。珍しく紳士的な態度でいいこと言ったのに、その直後ハーちゃんがよりによって怪物的な怪物の本を落っことしちゃって足首に噛みつかれ飛びのくロン。君はどこまでお笑い担当なんだ~(爆)
やっぱり2人がホークラックスを探す旅に付いてくるのを止めようとするハリーに一緒に行く!ときっぱり言う2人。ハーちゃんは難しい魔法を駆使してマッドアイが残したポリジュース薬を全て持ち出したり、両親の記憶まで修正して自分達は別人と思い込ませてオーストラリアに引っ越しまでさせたようです。「もし無事に戻れたら魔法を解くけど、もし無理ならそれでも安全で幸せに暮らせるように十分な魔法をかけたと思うわ。娘がいたことも忘れてるもの。」と涙ぐむハーちゃん。ロンは又さっと彼女に腕をまわし、気がきかないヤツだなみたいな顔で見るのでハリーは戸惑ってますw
ロンは家族全員を隠したり仕事を辞めさせる訳にはいかないので、パパや双子の助けを借りて屋根裏のグールおばけをパジャマを着て黒斑病にかかったロンに変身させて自分の替え玉として置いていく計画みたいです。そうすれば学校に戻らなくても2人はハリーと一緒だと思われず、ハーちゃんもマグル出身者の多くと同じように家族と逃げたと思われるだろうと。2人がこの旅の危険を本当に理解した上で、一緒に行く決意の固い事に心動かされるハリー。私も2人の決意の程に感動(:_;)
両親のお墓があるからだけでなく、そこに答えがある気がしてハリーはまずゴドリックの谷に行きたいけれど、見張られてる可能性もあるし、RABが本当にロケットを破壊したかどうかまず本物をみつけないとという事に。
図書館では名前しかみつからなかったのに、ホークラックスに関する本はダンブルドアが撤去しただけで処分はしてなかったようで、驚く程簡単にハーちゃんは呼び寄せ呪文で手に入れ既に調査してました。まさかそんな簡単にと思っただろうけどトライしてみたハーちゃん偉い!ダンブルドアはこれも予想して呼び寄せできるようにしてたんでしょうね。
撤去されたのはダンブルドアが校長になってからなので、ヴォルデモートは学生時代にこれらの本から闇の魔術やホークラックスの作り方など十分な知識を手に入れていて、スラグホーンからは6つ作ったらどうなるか聞き出したかっただけのようです。昔はそんな恐ろしい本が図書館にあったとは・・・無防備だわ;
ハーちゃんによると、分けた魂を元に戻すにはその痛みで自分が壊れてしまう程に自分のした事を本当に痛感して後悔する必要があるようで、でもヴォルはそんなことやりっこないし、ホークラックスを破壊するには、ハリーがリドルの日記をバジリスクの牙で刺したように、魔法での修復が不可能なくらい強力な破壊力を持ったもので壊さなければならず、ホークラックスは人間と違ってその入れ物に依存して存在してるから入れ物が壊されれば他に乗り移って生き延びることはできないようです。
説明のためにハーちゃんが「人間ならもし私が剣であなたを貫いても(体がどうなろうと)魂は破壊できないのよ。」と言うと「そりゃきっとすごい気持いいだろうね。」と、ハーちゃんがこんな重要情報話してる時もふざけるロンw
でも「日記の中の魂のかけらはジニーにどうやって獲りついたの?」と鋭い質問も。単に触ったり持ってたらって事でなく、ホークラックスを好んだり依存したりと感情的に近づき過ぎると獲りつかれたり問題が起こるようです。
ダンブルドアはどうやって指輪を破壊したんだろう、どうして聞かなかったんだろう、沢山聞かなきゃいけないことがあったのに、多くのチャンスをムダにしてきたと悔やむハリー。言われてみればそうだよ~。でも全巻通して、どうしてあの時こんな簡単なことに気付かなかったんだ!聞かなかったんだ!と後でハッとさせられるのがハリー・ポッターシリーズですね~。
フラーの家族も到着。フラーママはもち美人で、妹のガブリエルもハリーに熱っぽい視線を送るのでジニーが咳払いしたりして(笑)でも予想外にフラーパパは頭も寂しげでまるまる太って、でも人の良さそうな方。
モリーおばさんはハリーに「17歳の誕生日は特別な日よ、どんな風にしたい?」と聞くけれど「あまり大げさにしたくない、結婚式の前日だし普通のディナーでいいよ。」とハリーが言うとちょっと寂しげ。ハリーはおばさんに不便と苦痛を与えてることに良心がとがめるのでした。ハリーのせいじゃないのにね、いつもこういう事に心を痛めるハリーって本当にいい子だよなぁと思っちゃいます。
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