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Harry Potter Cafe

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ハリー・ポッターシリーズの各作品について自由に語り合うCafeです♪
                    by百味ビーンズ

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原書7巻/死の秘宝 第5章

2007/08/10(Fri)14:51

原書7巻「Harry Potter and the Deathly Hallows」(ハリー・ポッターと死の秘宝)第5章までの感想スレッド。
7巻第5章までについてコメント可です。

※百味ビーンズの感想に含まれるタイトル和訳及び内容の解釈は百味ビーンズ独自のものですので、間違っている可能性もあります。ご了承ください。

■第5章 Fallen Warrior(落ちた戦士)
池から這い出してきたハリーが必死に呼びかけても反応を示さないハグリッドにヒヤリとさせられたけど、二人が落ちたのはトンクス家だったようで、トンクスパパのテッドはハリーの助骨、歯、腕など(ハリーいつも大ケガ・・・)を治してくれ、ハグリッドもトンクスママに面倒を見てもらい無事でした。
ヴォルデモート達が消えたのは、トンクス家のまわりに仕掛けられた守りの魔法バリアの中に入れなかったからみたい。
トンクスママに出会ったハリーはベラトリックスにそっくりで思わず叫んでしまう。親戚ですもんね~。トンクスはどうしたの?と聞かれ「分からない。デスイーター達が待ち伏せしてたんだ。」と答えるハリー。恐怖の表情で見つめあう両親に、もし他のグループの誰か死んだらこの計画に同意してしまった自分のせいだと苦しむハリー。ハリーが予言の子供であることも、狙われる存在なのも、全くハリーのせいじゃないのにね。
ポートキーで隠れ穴に移動する直前にハグリッドからヘドウィグはどこだ?と聞かれ、彼女の死が改めて実感を持って迫ってきて涙溢れるハリー。ハグリッドは「気にするな。彼女は偉大な人生をまっとうしたんだ。」と慰めてくれるけど、賢くて可愛くていつも側にいてくれたヘドウィグとの別れ、悲しすぎるよね(;_;)
(ここでポートキーが使えるのは、煙突飛行ネットワークと違ってダーズリー家で使うとばれるだけなのかしら?)
隠れ穴に着くと、モリーおばさんとジニーが「他のみんなは?」だって!本当は最初にロンとトンクス、次にアーサーとフレッド、そして三番目にハリー達が戻るはずなのに、彼らの他はポートキーだけが現れてまだ誰も戻ってない・・・。しばらくすると次の順番のルーピンとジョージが戻って来るけど、なんとジョージは片耳を失いひどい出血で気を失ってる。み、み、耳が無い~?!(゜ロ゜;)
こんな状況でもハリーが本物か確かめるルーピン。やつらは今夜だと知ってた。知らせられるのは計画にかかわってる者だけだ。」というルーピンに「騎士団が漏らしたはずない。ヴォルデモートは最後に僕をとらえた。計画を知ってたなら最初からハグリッドと一緒なのが僕と分かったはずだ。」と訴えるハリー。
ハリーが本物と見破られたのはスタン・シャンパイクに攻撃せず武装解除の呪文を使ったので顔見知りなのがわかってしまったみたい。ハリーが見破られ、ヴォルデモートに襲われたことに動揺したルーピンとハリーは「やつらは君を殺そうとしてるんだぞ。武装解除なんかしてる場合じゃない。」、「武装解除は2年前僕をヴォルデモートから救ってくれた。スタンを殺せば良かったって言うのか。ただそこにいるというだけで目の前の人を爆破するなんてヴォルデモートのやることだ!」と言い争いに。ハリーを心配するルーピンの気持も、罪の無い人を傷つけたくないハリーの気持も両方分かるなぁ。スタンは服従の呪文で利用されてただけだろうし。
「ジョージは大丈夫?」「そう思う。耳は戻らないが・・・。」というジョージを心配する会話で二人のわだかまりはすぐ消えるけど。闇の魔術で傷つけられたから耳は戻らないのか・・・。
ハーマイオニーとキングズリーは無事で庭に到着。ハーマイオニーがハリーの無事に安心して抱きついてる間に、キングズリーは「ダンブルドアが私達に残した最後の言葉は?」と聞き、ルーピンは「ハリーは私達の最高の希望だ。彼を信じろ。」と答え、さらりと本人確認に使われてるけど、揺ぎ無くハリーを信じぬいたダンブルドアの言葉に感動。
ジョージの耳はスネイプがお得意のセクタムセンプラでやったらしい。何を失ったって?と仰天するハーマイオニー。でもこの呪文、ハリーがうっかりドラコに使っちゃった時の状況を思い出すと、スネイプが使ったのに耳だけで済んで良かった~と余計ぞっとしちゃいました。
誰が戻ったか聞いて安心したジニーと見つめあって、モリーおばさんが同じ部屋にいることも気にせず彼女を抱きしめたい衝動にかられるハリー。でも実行する前にアーサーとフレッドが到着。目を覚まして具合を聞かれると「聖人になったみたいだ」とか言って、Holey(穴が空いた)とHoly(神聖な)をかけて耳を失ったことまで冗談にしちゃうジョージ。「これでやっと僕たちを見分けられるじゃんママ」だなんて、この状況で、あんたすごいよ!筋金入りのムードメーカーだよジョージ!(笑)
残りのメンバーを心配して庭で待ってると、やっとロンとトンクスが到着。ベラトリックスが執拗にトンクスを殺そうとしててこずり、ポートキーに間に合わなかったらしい。「君たち無事だったか」とつぶやいたロンは彼に抱きついて「私、私・・・」というハーマイオニーの背中を「大丈夫、僕は大丈夫だよ。」とポンポンたたいてあげます。最初に着くハズだったんだもんね、まさかと心配したよ私もぉ~。
「ロンはすごいのよ!箒に乗って動いてる敵の頭に命中させてやっつけたのよ!」というトンクスの言葉に、ハーマイオニーは「本当に?」とまだロンの首に手をまわしたまま聞くと、ロンは「いつもビックリするんだから」とすねたようなこと言うけど、もうラブラブですねこのお2人さんw
お互いの事本当は大好きでとても大事に思いあってるのにずっと素直になれなかった2人が、命の危険を伴うような状況になってやっとお互いの気持に気付いて素直になれたって感じで、ずっと2人をもどかしく微笑ましく見守り続けてきた私は良かったね~とジーンときちゃいました。
続いてビルとフラーが戻って来たので喜んだのも束の間、ビルは「マッドアイは死んだ」と告げる。マッドアイの目論見通り、ヴォルデモートは一番熟練の闇祓いであるマッドアイが本物のハリーを連れてると踏んで襲ってきて、パニクったマンダンガスは姿くらましで逃げてしまい、まともに呪いの呪文をくらったマッドアイは落ちていってしまったのだと。一番強そうだった彼が、ショック・・・。
マンダンガスが裏切ったのかと疑うルーピンに計画の全容は知られてなかったから裏切ってないはず、パニックになっただけだと言うビル。ではなぜ今夜だとバレたのか・・・不穏な空気になる中でハリーは「違う!誰かがミスを犯して情報が洩れたとしてもわざとじゃない。僕たちは信じ合わなきゃ。僕は皆を信じる。誰も僕をヴォルデモートに売ったなんて思わない。」と大宣言!さすがだね、ハリー!双子はよく言ったハリーと賞賛してくれるけど、ルーピンはおかしな表情なので「僕のことバカだと思うの?」と聞くと、「いやジェームズみたいだと思って。彼は友達に不信を抱くなんて不名誉の極みと考えた。」と言うルーピン。ペティグリューを信じて裏切られたことを言いたいんだと頭に来て口論したくなるハリーだけど、ルーピンとビルはマッドアイの遺体を探しに出かける。ルーピンとハリーの意見はどちらの心にも理屈にも一理ある感じで切ないなぁ~。
「僕も行かなきゃ。ここにはいられない。僕と一緒にいたら皆が危険だ。」と動揺し責任を感じるハリー。
今夜の皆の奮闘の意味が無くなっちゃうし、フラー達の結婚式もあるからもちろん引き止められて留まるように説得されるけど。
またしてもヴォルデモートから逃げおおせたのはハリーの方がすごい力を持ってるなんて皆に思われたくないハリーは、自分がやったのではなく杖が勝手にやったと説明するけど、そんなこと有り得ないと皆信じてくれない。ダンブルドアなら信じてくれるのに、いつも答えを教えてくれたのに。でもダンブルドアも、マッドアイも、可哀想なヘドウィグも、シリウスも、両親も皆二度と話もできない場所へいってしまった。と感じるハリー。
また額のキズが痛み、杖さえ変えればいいと言ったのにルシウスの杖は破壊された。嘘をついたな!とヴォルデモートに責められているオリバンダーの姿が。2人に話すと、閉心術でもう見てはいけないはずでしょ!魔法省も新聞も魔法界の半分がヴォルデモートに乗っ取られているのに、あなたの頭にまで入り込ませないで!と言うハーマイオニー。その通りなんだけど、この絆は役に立つのか危険なのかまだ分かりません。心配と安堵、喜びと悲しみでジェットコースターみたいな章でした。
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