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Harry Potter Cafe

Welcome to Harry Potter Cafe
ハリー・ポッターシリーズの各作品について自由に語り合うCafeです♪
                    by百味ビーンズ

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原書7巻/死の秘宝 第30章

2007/10/10(Wed)00:17

原書7巻「Harry Potter and the Deathly Hallows」(ハリー・ポッターと死の秘宝)第30章までの感想スレッド。
7巻第30章までについてコメント可です。

※百味ビーンズの感想に含まれるタイトル和訳及び内容の解釈は百味ビーンズ独自のものですので、間違っている可能性もあります。ご了承ください。

■第30章 The Sacking of Severus Snape(セブルス・スネイプの解雇)
彼女が印に触れたとたん、ハリーのキズは激しく痛み、談話室は消え去り、波の打ち寄せる崖に立ち、やつらはあの子を捕えたのだ・・・と、勝利の喜びに満たされていた。
大きな音がして今いる場所に意識を取り戻したハリーは方向感覚を失いながら杖を掲げたが、目の前の魔女は既に倒れていた。「DAの練習以外で人を気絶させたの初めてだわ。思ってたより大きな音がするのね。」透明マントの下のルーナがやっつけたのだ。
目を覚ましたレイブンクロー生達が下りてくる気配がして、ハリーも透明マントへ。生徒達は倒れたアレクトを取り囲み、1人が足でこづいてみて「死んでるのかも!」と喜びの声をあげ、ルーナは「見て、彼ら喜んでる!」と囁く。
ハリーがもう一度ヴォルデモートの意識を確かめると、洞窟に入ってロケットの所在を確かめてから来る事にしたようだ。それでもたいして時間はかからないだろう・・・。
突然ドアにノックの音がして凍りつく生徒達。ドアノッカーの鷲の声がする。「消えた物はどこへ行ったか?」「俺が知る訳ないだろ!黙れ!アレクト?アレクト?そこにいるのか?やつを捕えたのか?ドアを開けろ!」ハリーは声でキャロウの兄弟アミカスだとわかった。ドアに向って銃で撃ったような大きな音がした。「アレクト!あの方が来たら、そして俺達がポッターを捕えていなかったら・・・マルフォイ家の者達のようになりたいのか?答えろ!!」アミカスは力の限り揺さぶったりしてみたがドアは開かない。生徒達は皆後ずさりし、恐れてベッドに戻る者も。
ハリーがドアを爆破して、アミカスが何もできない内に気絶させるべきかと考えていた時、懐かしい声がして、何をなさっているのです?とマクゴナガル先生が。フリットウィックを呼んできて開けさせろ!アレクトが答えないんだ!この老いぼれのあばずれ女、お前が開けろ!と口汚く喚き立てるアミカスに対してマクゴナガル先生はお望みとあらばと恐ろしく冷たく言い放つと、冷静に鷲の質問に答えドアを開ける。
アミカスは倒れたアレクトのもとにかけよると青ざめ、「あの小僧何をしたんだ!闇の帝王がいらしてポッターを捕えていないと知ったら彼女は殺される!あの方はポッターがレイブンクロー塔に押し入ろうとするだろうから捕えたら連絡するようおっしゃったんだ!」と恐怖と怒りの声をあげる。「なぜポッターがレイブンクロー塔に入るのです、ポッターは私の寮の生徒です!」マクゴナガル先生の誇らしげな言い方に熱い思いが込み上げるハリー。
「理由など知るか、そうおっしゃったんだ!ここの子供達がアレクトを待ち伏せしていて無理やり印に触れさせた事にしよう。そうすれば罰せられるのは子供達だけだ。」と言うアミカスに、「真実と嘘の唯一の違いは勇気と臆病です、あなた方兄弟には理解できないでしょう。ですが一つはっきりさせておきます。あなた達はホグワーツの生徒に不条理な事はできません。私が許しません。」と青ざめつつも言い切るマクゴナガル先生。かっこいい~&感動!!
何だと?とアミカスが顔を近づけ詰め寄っても後ずさりもせずむかむかした顔で見下ろすマクゴナガル先生。アミカスは「お前の許可などいらないマクゴナガル。お前の時代は終ったんだ。今ここを取り仕切ってるのは俺達だ。引っ込んでるかお前がつけを払うんだな。」と彼女の顔に唾を吐きかけた。ハリーはマントを脱いで「そんな事は許さない」と杖をかかげ、アミカスが振り返ると「クルーシオ!」と叫んだ。
ハリーついに許されざる呪文の内、ゴブリンにかけた服従の呪文に続き磔の呪文まで使ってしまいました。でもマクゴナガル先生の顔に唾を吐くデスイーターなんて絶対許せませ~ん(`-´メ) プンッ
デスイーターは溺れているかのように空中で痛みにうめきもがくと本棚にぶつかり意識を失って床に倒れた。「ベラトリックスが言った意味がわかった。本気でやる必要があるんだ。」とハリーが言うと、驚いて胸を抑えるマクゴナガル先生。「ポッター、あたながここに!何を・・・?どうやって・・・?ポッター、これは愚かな行為です!」「あいつは先生に唾を吐いた。」「ポッター、私は・・・これは非常に・・・紳士的態度です・・・でも分からないのですか?」なぜか彼女の動揺がハリーを落ち着かせた。「分かってます。ヴォルデモートが向ってます。」「あら、もうその名前を言ってもいいの?」とルーナがマントから出てきて更に驚いたマクゴナガル先生は椅子に座りこんだ。「もうあいつを何と呼ぼうと変わりない。僕がどこにいるかもう知ってるんだ。」ヴォルは湖を渡り、水盤のある島に辿り着こうとしていた。
すぐに逃げなさいというマクゴナガル先生に、レイブンクローの王冠を探している事を説明し、フリットウィック先生に話が聞きたいと言うハリー。アミカスが意識を取り戻すと、すかさず服従の呪文をかけ、兄弟の杖を取り上げ2人を縛り上げてしまうマクゴナガル先生、お見事!
「例のあの人が本当にあなたの居場所を知っているなら、各寮の寮監に警告せねば。あなたはマントを着ていた方がいいです。」先生は部屋を出ると3匹の猫の守護霊を出して知らせを送り、ハリーとルーナもマントを着て後に続いた。歩いて行くと足音がして先生が杖を掲げて、そこにいるのは誰?と言うと、私だとやはり杖を掲げたセブルス・スネイプが現れ、憎しみが込み上げるハリー。
「キャロウ達はどこかね?」「あなたが命じた場所でしょう、セブルス。」ハリーがそこにいるのを知っているかのように、スネイプの目線は空をよぎり、ハリーも杖を構えた。「アレクトが侵入者を捕えたのだと思ったが。」「本当ですか?どうしてそうお思いになったのです?」スネイプは闇の印の刻まれた左腕を僅かに動かした。「あなた方デスイーターは独自の通信手段をお持ちでしたわね、忘れていましたわ。」スネイプは聞こえなかったフリをして、まだ目であたりを探りながら次第に近付いてきた。「今夜あなたが廊下の見回りをしているとは知りませんでしたな、ミネルバ。」「異論がおありですか?」「こんなに遅い時間になぜベッドを出られたのかと思いましてね。」「騒ぎが聞こえたと思いましたの。」「本当かね?こんなに静まりかえっているのに。ハリー・ポッターを見たのかね、ミネルバ?もしそうなら・・・」マクゴナガル先生は信じられないほど素早く動き、杖が空をよぎったのでハリーはスネイプが倒れて気絶してると思ったが、彼のシールドの魔法の速さは彼女をよろけさせ振り回した杖によって廊下の松明が落ち、スネイプに呪文を放とうとしていたハリーはルーナを火から避けさせ、炎はスネイプに向って放たれた投げ縄のように廊下を満たしたが・・・既にそれは炎ではなく黒い蛇になり、マクゴナガル先生が吹き消すとその煙は突進する短剣の群れになりスネイプが隠れた甲冑に次々突き刺さった。先生達の戦い大迫力です!
「ミネルバ!」と声がして、飛び交う呪文からルーナを守っていたハリーが見ると、フリットウィック先生、スプラウト先生、巨体のスラグホーンもなんとか走ってきた。「ダメだ!ホグワーツでこれ以上殺人は許さん!」フリットウィックの呪文でスネイプが隠れていた甲冑は命を吹き込まれ、スネイプは甲冑の腕から逃れ投げ返していちもくさんに逃げ出し、マクゴナガル、フリットウィック、スプラウト先生は大きな音をたてて追いかけ、スネイプは教室のドアを抜けて疾走し、数秒後マクゴナガル先生が「臆病者、臆病者!」と叫ぶのが聞こえた。
ハリーとルーナが追いかけていくと、先生達は粉々になった窓の前に立ちつくし、マクゴナガル先生が言った。「飛び降りたわ。」「死んだの?」他の先生が驚くのも構わずハリーは窓辺へ急いだ。「いいえ彼は死んでいません、ダンブルドアと違い、彼はまだ杖を持っていました・・・そして主人からいくつか技を学んでいたようです。」恐怖にぞっとしながらハリーは巨大なコウモリのような姿が闇の中を飛んでいくのを見た。(゜ロ゜)ギョエ~!!スネイプもヴォルみたいに道具無しで飛んでる・・・。
遅れて息をきらせてやってきたスラグホーンが、おやハリー!これは一体、スネイプは・・・と言うと、マクゴナガル先生はスネイプの形に穴が空いた窓を指差し「我らの校長は短い休暇を取られました。」と言った。スネイプの形の穴って、休暇って(笑)
死人に溢れた湖からボートが岸につくのが見え、ハリーは叫んだ。「先生!学校の周りにバリケードを作らなきゃ、やつがもう来ます!」驚く先生達に説明するマクゴナガル先生。「よく分かりました。例のあの人がこちらに向っています。ポッターはダンブルドアの命で校内ですべき事があります。ポッターが必要な事をする間、我々はできる限りの守りを固めねばなりません。」「お気づきでしょうが、我々のできる事で例のあの人をいつまでも寄せ付けずにいる事はできません。」とフリットウィック先生は言ったが、スプラウト先生は「でも遅らせる事はできます。」と言った。「ありがとう、ポモーナ。」2人の魔女は厳格な理解の表情をを見交わした。「基本的な防衛を施したら、生徒達を大広間に集めましょう。ほとんど避難させねばなりませんが、既に成人で残って戦いたいという者があればその機会を与えられるべきでしょう。」スプラウト先生とフリットウィック先生は賛同し、すぐさま守りの魔法にとりかかった。ハリーはフリットウィック先生に王冠の事を聞いてみたがやはり何も知らない。
スラグホーンだけが、「何て事だ。これが賢いやり方だろうか、ミネルバ。彼を妨げた者は皆命に関わる危機に・・・」等と言ってるので、「20分以内にスリザリン生を大広間に集めて頂きたいだけです。生徒と一緒に逃げたければ止めはしません。ですが、我々の抵抗を妨害したり、この城の内部で我々に反抗する者があれば、ホレース、我々は殺すまで決闘します。」と言い切るマクゴナガル先生。「ミネルバ!」とスラグホーンが肝をつぶして驚いても続ける。「スリザリン寮はどこに忠誠を示すのか決めるべき時が来たのです。早く行ってあなたの生徒達を起こしなさい、ホレース。」ハリーとルーナがマクゴナガル先生について行くと、こんな時にめんどくさいフィルチが「生徒がベッドから出てる、廊下に出てる!」と叫びながらやってくる。「そうするよう言われているのです、この大ばか者!早く行って少しは意味のある事をなさい!ピーブスをみつけるのです!」「ピ、ピーブスを?」口篭もったフィルチはもう一度先生に怒鳴られて走り去った。「ホグワーツが脅かされています!境界にいる者達よ我らを守りなさい、学校に対する義務を果しなさい!」マクゴナガル先生の怒号に、校内の甲冑や胸像、実物より小さいものも大きいものも動物達までも動き出した。今日のマクゴナガル先生は本当にかっこいい☆、皆先生について行くぞ ( ̄0 ̄)/ オォー!!って感じです。
先生や監督生に付き添われ大広間へ急ぐ生徒達が「ハリー・ポッターだ!」と口々に叫んだが、ハリーとルーナは友人達も大広間に連れてくるよう言われて振り向きもせず必要の部屋へ急いだ。部屋に入ると出て行った時より更に混雑していて驚く。キングズリー、ルーピン、オリバー・ウッド、ケイティ・ベル、アンジェリーナ・ジョンソン、アリシア・スピネット、ビルとフラー、ウィーズリー夫妻。DAが仲間達に知らせていた。ハリーが状況を説明し、僕らは戦ってると言うと大声と足踏みが響き渡り、騎士団にDA、ハリーの古いクイディッチチームのメンバー達が城の中心へ急いだ。
残った人達のもとに近付くと、「あなたはまだ未成年でしょ、家に帰りなさい。」と言われてジニーが「家族全員が戦ってるのに1人で待ってるなんてできない!」と涙を流して反抗していた。目が合うとハリーは頭を振り、分かったわと彼女が諦めてホッグスヘッドに戻ろうと通路に向うと、そこから誰かが出てくる。「遅すぎたかな?もう始まってる?僕みつけたばかりで・・・」とパーシーが!
張り詰めた空気をなんとかしようとフラーがルーピンにテディは?と水を向け、トンクスとお母さんの家にと写真を取り出したりしたが、ウィーズリー家は氷のように固まってる。突然パーシーが叫んだので、ルーピンは写真を落としそうになった。「僕はばかだった!ばか者で、思い上がったマヌケで、僕は・・・」「魔法省にご執心で、家族と縁を切り、権力に飢えたうすのろだった。」フレッドが続けた。パーシーはそのまま受け入れ「そうだった。」と言った。「ならそれ以上言うな」とフレッドはパーシーの手を握り、ウィーズリーおばさんは泣き出してパーシーを抱きしめた。パーシーは父親を見ると「父さん、ごめんなさい。」と言い、ウィーズリーおじさんも瞬きすると息子を抱きしめた。ああ、やっとパーシーが戻ってきてくれましたね(T_T)、こんな状況だけど、ウィーズリー家が和解できて本当に良かったです。
「どうやって正気に戻ったんだ、パース?」とジョージ。魔法省から逃げ出すのはかなり難しかったようですが、パーシーもアバーフォースと連絡を取っていて知らせを受けやってきたのです。「こんな状況下で監督生の引率を見れるぞ。」ジョージはパーシーの尊大な態度をまねる。「上階に行って戦いたまえ、デスイーターを皆捕まえるぞ。」親戚になったフラーとパーシーは握手して階段へ急いだ。ジニーも和解の空気に紛れて着いて行こうとしてまたおばさんに怒られていたので、「ここにいてもらったらどうだろう。そうすれば様子が分かるし戦いに加わらずに済む。」とルーピンが提案しアーサーも賛同した。ジニーは不満気だったが、父親の厳しい眼差しに納得した。ハリーがロンとハーちゃんの行方を聞くと、「何かトイレの事を話してて、あなたのすぐ後に出て行ったわ。」と言うジニー。
ハリーはキズが痛み、錬鉄の門の前に立ち、明かりの輝く城を見ていた。ナギニを首に巻きつけ、冷たく酷いより重要な殺人の目的を持って。
騎士団もDAも先生も生徒達も皆結集していよいよ決戦の時って感じですね。
でもヴォルがついにホグワーツに到着してしまいました!一体これから、どうなるのでしょう?(゜ロ゜;)
そしてこんな時にロンとハーちゃんが一緒にいないというのがとっても心配、2人は何をしに行ったのでしょうか・・・。
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