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Harry Potter Cafe

Welcome to Harry Potter Cafe
ハリー・ポッターシリーズの各作品について自由に語り合うCafeです♪
                    by百味ビーンズ

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原書7巻/死の秘宝 第21章

2007/09/19(Wed)00:03

原書7巻「Harry Potter and the Deathly Hallows」(ハリー・ポッターと死の秘宝)第21章までの感想スレッド。
7巻第21章までについてコメント可です。

※百味ビーンズの感想に含まれるタイトル和訳及び内容の解釈は百味ビーンズ独自のものですので、間違っている可能性もあります。ご了承ください。


■第21章 The Tale of the Three Brothers(3兄弟の物語)
Deathly Hallows(死の秘宝)?と聞いても理解できない3人に、ゼノフィリウスはわずかな魔法使いしか信じてないから知らなくても驚かない、結婚式でも有名な闇の魔法使いの印だ等とふざけた事を言って攻撃してきたばかものがいた(クラムの事ですね)が、本来闇の魔術とは何の関係も無く、死の秘宝を探している信奉者達がお互いに気付いて探求を助けあう為の印に過ぎないと言う。
ゼノはお砂糖を入れてガーディルートのお茶を美味しそうに飲むので、ハリーも失礼の無いように一口飲んだら百味ビーンズの鼻くそ味を液体にしたようで吐きそうに(×m×)
それを美味しそうに飲むんだからやっぱりゼノは変わってますね(笑)
百味ビーンズ好きでHNにも使ってる私としては、ホグワーツの談話室で楽しくお菓子を食べるゆとり等無さそうな7巻で百味ビーンズという単語が出てきただけで嬉しくなっちゃいました(*'ー'*)♪
でも死の秘宝って何なんですかとハーマイオニーが聞くと、3兄弟の物語は知ってるだろうと言うゼノ。知らないのはハリーだけ。ハーちゃんがダンブルドアから貰ったビードルの本に載ってる魔法界ではお馴染みの子供向けのお話の1つだったのです。「原作かね?」と尋ねられ頷くと、ハーちゃんはゼノに促され取り出した本を読み上げます。
昔、たそがれ時に曲がりくねった寂しい道を旅する3兄弟がいた。(ここで、僕は真夜中って聞いたよ、その方が不気味だろと言ってハーちゃんに無視されハリーにもつっこまれるロンw)
そのうち歩くにも深過ぎ、泳ぐのも危険な川に出たが、彼らは魔法を学んでいたので、杖を振り橋をかけ半分ほど渡ると、フードを被った人影が道を塞いでいるのに気付く。死が彼らに話しかける。(ハリーが驚くので、これはおとぎ話よと諭すハーちゃん)
旅人は普通ここで溺れてしまうのに、新たな3人のえじきが免れたので怒っていたが死は狡猾だった。彼らの魔法を祝福するふりをして、彼らの賢さは褒美に値すると言った。闘志盛んな長男は、死を克服した魔法使いに値する決闘で常に持ち主が勝つ事ができる最も強い杖を求めたので、死はニワトコの木で杖を作って与えた。傲慢な次男は、更に死に屈辱を与えるため他の人々を死から呼び戻す力を求めたので、死はその力を持つ石を与えた。三男は謙虚で最も賢く死を信じず、死に追われる事なく進める物を求めたので、死はいやいやながら自分の透明になれるマントを与えた。(死は透明マントを持ってたの?と驚くハリー)
死が旅を続ける事を許したので贈り物を称えながら旅を続けた3人はある所でそれぞれの運命へ別れた。長男はある村で仲違いしていた魔法使いをみつけニワトコの杖で殺し、宿屋で死から得た杖と自分の無敵さを自慢して、泥酔して眠ったその夜泥棒に忍び込まれ杖を盗まれ喉を引き裂かれたので死は長男を我が物とした。次男は家に戻り手のひらで石を3度ひっくり返すと、若くして亡くなった結婚したかった女性が現れたが、悲しそうで冷たくベールに遮られ、この世に戻っても本当に生き返りはせず苦しんでいて、ついには気が狂い彼女と本当に一緒になるため自殺したので、死は次男も我が物とした。死は三男を探し続けたが見つけられず、三男は長寿を全うして息子に譲った時初めて透明マントを脱ぎ、死を古い友人として歓迎し喜んで一緒に行き人生を終えた。
ゼノは死が与えた3つの贈り物、ニワトコの杖、復活の石、透明マントが死の秘宝で、それらをかたどったのがあの印で、3つが揃えば持ち主は死の支配者となると言う。死の秘宝を信じきってるゼノについに我慢ならず、なぜそんな事が信じられるんですかとハーちゃんが尋ねると、「ルーナから聞いた事から察するに君は愚かではないが、ひどく視野が狭く偏狭で頭が固い。」と辛らつな事をすばりと言うゼノ。
ばかげた頭飾りに向って「君はあの帽子を試すべきかも」と笑っちゃうロン。もー、こういう時にフォローしないでふざけるから点数稼げないんだよ、ロン!(笑)
ゼノの説明する透明マントはまさにハリーのと同じなので顔を見合わせる3人。透明マントが実在すると言われてるからって復活の石も在るとは言えないでしょ?と聞いて、実在しないと証明できるのかねと切り返され、無いと証明できなければ全部実在するって言うの?と憤慨するハーちゃん。そうだよ、少しずつ君の心が開いて来たようで嬉しいよとあっさり答えるゼノ。
ニワトコの杖も実在するの?とハリーが聞くと、もちろんだ、人から人へ伝えられてきたから無数の証拠があると言うゼノ。杖の真の所有者になるには前の持ち主から奪い取らねばならず、持ち主を殺して奪い取った数々の血塗られた歴史があるようです・・・。
また異議を唱えるかと思いきやハーちゃんはPeverell(ペベレル)家は関係してますか?と尋ね、実際多くの探求者もそう信じているので驚くゼノ。ハーちゃんはゴドリックの谷でIgnotus Peverell(イグノータス・ペベレル)の墓に印がついていたのを覚えてたのです!ゼノは墓の印がAntioch(アンティオケ)、Cadmus(カドモス)、イグノータスのペベレル3兄弟が物語に出て来る3兄弟で死の秘宝の最初の持ち主である証拠だと。
何度も窓の外を除いてたゼノは、夕食を食べていくかい?皆プリンピースープのレシピを欲しがるんだと階下へ。きっと聖マンゴ病院の中毒科に見せるためだろと囁くロン(笑)
ハリーがどう思うか尋ねると、いつも変な事ばかり言ってるゼノの話をばかばかしいと全然信じない2人。ロンはただ子供に教訓を教えるための話だろ、このせいでニワトコの杖は不吉だって思われてるのかも、と言うのでどういう事?と聞くと、「迷信の1つさ、5月生まれの魔女はマグルと結婚する、黄昏時の魔法は真夜中にとける、ニワトコの杖は成功しない、とか聞いた事あるだろ?」と言うけどマグル育ちの2人は聞いた事無いわよとハーちゃんはゼノへの憤慨でロンにイライラさせられたのは忘れてくれた模様。魔法界にはこんな迷信があるのか~、面白いですね(^w^)
ハーちゃんが、最も価値ある贈り物は明らかね、あなたならどれを選ぶ?と言うと3人同時に違う答え。杖はトラブルを招くし、とても役立つでしょとマントを選ぶ堅実なハーちゃん。見せびらかさなきゃ無敵なんだぜマントもいらなくなると分かり易いロンは杖を選び、あなた持ってたら黙ってられるの?とハーちゃんに鋭いツッコミを頂いてます(笑)
ハーちゃんが、彼が話した中で本当の事は特別強力な杖の物語が何百年もあるって事だけよと言うので、それは本当なの?とハリーが尋ねると彼女のお馴染みのイライラした表情が親しみ深くて顔を見合わせてニヤリとするハリーとロン。こんな事も知らないの?と憤慨されててもハーちゃんの彼女らしさを愛おしく思っちゃう3人の関係が素敵♪
「死の杖」とか「運命の杖」とか呼ばれ、たいてい闇の魔法使いが所有してる事を自慢してたという話を魔法史でビンズ先生が教えてくれたようだけど、ハーちゃんは杖は所有する魔法使い以上の力は出せないのよと信じてない様子。ハリーは自分の杖がヴォルデモートと対峙した時勝手に魔法を放ったのでもしやと思うけど、ニワトコ製じゃないしオリバンダーが作ったのを思い出し、最強の杖なら壊れる訳ないやとばかげた思いつきに自分で笑っちゃう。
ハリーが石を選んだのは、シリウス、マッドアイ、ダンブルドアや両親を呼び戻せると思ったから。ハリーが他の何よりこれを選んだ理由が切ない;
2人は笑ったりしないけど、ハーちゃんは悲しそうに、そんな話を信じてるのはラブグッドさんだけよ、ビードルも賢者の石からヒントを得て書いたんだと思うわ、死者を蘇らせる石ではなく生きてる物を不死にする石よと言う。
他の透明マントはいずれ魔法が切れて来るけど、ハリーのはお父さんから貰って新品じゃないのにずっと完璧なままで、ゼノがマントについて言ってた事は正しかったと言うロン。彼らの議論を半分聞きながら階段の所へ来て見上げると自分の顔があってビックリ!
鏡ではなく絵なのに気付き、興味をそそられ階段を上るとそこはルーナの部屋で、ハリー、ロン、ハーマイオニー、ジニー、ネビルの絵があり、ホグワーツの絵のように動いてはなかったが明らかに魔法がかけられ息をしているようだった。金色の鎖のようなものが編み込まれ5枚の絵を結びつけていたが、よく見ると「友達・・・友達・・・」と何度も金色のインクで書かれた文字だった。ルーナへの愛しさにかられるハリー。変わり者扱いでのけ者にされてこんなに孤独で友達を必要としてたなんて、ルーナがいじらしくて泣けてきますよ(T_T)
部屋には幼いルーナと彼女にそっくりの女性が抱き合ってる写真があり、写真のルーナはこれまで見た中で一番こぎれいにしてた。きっとお母さんとの写真ですね。お母さんがいた間は女の子らしく服装なんかにもかまってもらってたんだろうなと思うとまた泣けてくる・・・。
ハリーは何かがおかしい事に気付く、この部屋には人のいた形跡が無い。ルーナはどこですか?彼女が釣りしてるならなぜ4人分のお皿しか持ってこないんですか?ルーナはもう何週間もここにはいないと思う。彼女はどこです?なぜ窓の外ばかり見てるんですか?ハリーが問い詰めるとゼノはお盆を落してしまう。
3人は杖を取り出し、ゼノは固まってポケットに手を入れたが、印刷機が大きな音をたて、ハーちゃんがまだ杖をゼノに向けたままあふれ出たクイブラーを拾ってみるとハリーの写真と褒賞金が。クイブラーは新しい切り口になって、あたなは席を外してる間に魔法省にフクロウ便を送ったんですか?ハリーが冷たく言うと、彼の記事の内容のせいでルーナが誘拐されてしまった事を語り出し「やつらはすぐに来る。ルーナを助けなればならないんだ。ルーナを失うわけにはいかないんだ。君達を行かせるわけにはいかない。」と言い出すゼノ。ハリーを守るためお母さんが立ち塞がった姿を思い起こし「僕らに攻撃させないでくれ。どくんだラブグッドさん」と言うハリー。
ハーちゃんの叫び声で箒に乗った人影が窓の外を通り過ぎたのに気付き、3人が目をそらした隙にゼノは杖を取り出し、過ちにすぐ気付いたハリーは攻撃を受けないように2人を押しのけ、ゼノのそれた呪文はエルンペントの角に当たり、ものすごい大爆発が起こる!
ゼノは衝撃で階段から落ちていったらしい。何もかも飛び散って息をするのも難しいぐらい。埃まみれの中やっとハーちゃんの姿が見えると彼女は唇に指を当てている。階下でドアが打ち破られ、娘を取り戻すため嘘の情報で呼び出し爆発で倒そうとしたと思われゼノがデスイーター達に拷問されている。それでもゼノが2階にポッターがいると誓うので、呪文で確かに2階に誰かいる事を確かめるデスイーター達。「ハリー・ポッターを連れて来たらルーナを返してやる。もしこれが罠だったらお前の娘のかけらを埋めるために分けてやる。」と脅され恐怖に泣き叫ぶゼノ。
早くここを出なきゃと一番深く埋まってたロンを助け出すと「私を信じてくれるハリー?」と言うハーちゃん。ハリーが頷くと、ロンにだけ透明マントを着せて2人に自分をしっかり掴ませるハーちゃん。いよいよゼノが現れると忘却呪文をかけ、居間の床を爆破すると彼らは巨大な石のように落下し、ハリーは叫び声をあげて逃げ出す男達をちらっと見かけ、彼女にまた闇の中に引きずり込まれた。
ゼノはもともと変人だけど何かおかしいと思いました。ハリーを売ろうとしたのは許せないけど、彼のセリフから家族を人質に取られた恐怖と苦しみを感じると責められません。
ハーちゃんはまた機転をきかせて咄嗟の判断をしたんだろうけど、なぜこんな事したんでしょうね・・・。
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